【大学】早稲田大学と慶應義塾大学、海外から見る人気度の変遷〜私大の国際人気〜

今回は、2004年から現在にかけての早稲田大学と慶應義塾大学の海外からの人気度の変遷を、海外の検索ボリュームの推移より考えていこうと思います。

検索ボリュームについては「waseda」「keio」「早稲田」「慶應」を用いて比較していきたいと思います。 まずは、英語検索による2004年から2017年までの人気度の変遷を見ていきたいと思います。

英語検索について、右肩下がりの傾向がみてとれます。 では、世界的な人気は低下しているのでしょうか?

日本、アメリカ、韓国、タイなどを取り上げて、各国でどういった傾向があるのかを考えてみましょう。

日本−国内の英語検索ボリュームは2010年頃にピークを迎え、その後減少傾向。

アメリカ−2004年〜2010年頃まで右肩下がり傾向。−イギリス、フランスなどの先進国でも同様の傾向。

韓国−2010〜2011年頃を境に検索ボリュームが減少。−日本学生支援機構 韓国事務所によると、東日本大震災後に韓国から日本への留学生は減少。(日本の私大人気下落の1要因)

タイ−2011年頃を境に検索ボリュームが低く推移。

上記の検索ボリュームの推移から推測できることは、早慶ともに国際的な人気は右肩下がりであるということです。

特に、東日本大震災以降、ほとんど大きく上ブレることなく推移していることから、東日本大震災の影響も少なからず出ているものと考えることができるでしょう。

ただ、早慶の人気に限らず日本の大学の自体の人気が下がっている可能性も十分に考えられます。

では、次に国内での日本語の検索人気度が、海外を含めた英語の検索人気度にどういった関係があるのかを考え、日本での人気と海外での人気傾向に類似性あるのか、それとも乖離があるのかということについて考えていきたいと思います。

まず、日本による検索ボリュームの推移を把握しておきましょう。

早稲田は若干の右肩下がり傾向が見て取れる一方、慶應はほとんど横ばいと言っていいでしょう。 では、日本での検索人気度は海外での検索人気度について考えていきましょう。

関係(早稲田)

参考:R=0.7286 早稲田に関しては、国内での検索人気と海外での検索人気については、強い相関関係が存在すると考えられます。

関係(慶應)

参考:R=0.4007 一方、慶應については、国内での検索人気と海外での検索人気については、相関関係が存在するものの早稲田程強くはありません。

一般的に、国内と海外から注目される時期が重なることが多いと考えられるため、そう仮定を置くと、慶應については何らかの誤差が生じていると考えられます。

ここから、慶應については、 ①国内から注目される時期と海外から注目される時期が違う②英語検索時には、京王プラザホテルなどの大学以外での検索がある。③その他の部分で違いがある。(日本でのブランド力が低下していないなど) という3つの可能性が考えられます。

①についてはあまり考えられず、③については範囲が広すぎるため、次回以降の記事に譲ります。

そこで今回は②、③について考えていきたいと思います。

確かに「keio」の関連キーワードとして「keio plaza」「keio hotel」「keio plaza hotel」など大学とは全く関連の無いKWもあがっています。

では、「keio plaza hotel」「keio university」の検索ボリュームには何か特徴があるのでしょうか?

「keio plaza hotel」−検索ボリュームは東日本大震災時に最低となり、その後回復傾向。

−観光で訪れた時の滞在ホテルとして検索されている可能性。

「keio university」

−2004年から右肩下がり傾向。

上記から、「keio university」というキーワードでは「waseda」と同様に人気が低下しているということがわかります。

つまり、早稲田、慶應ともに、2004年から英語での検索ボリュームが減少しているのです。

この検索ボリュームの低下は国際的な人気の低下を示唆しているのかもしれません。 次回以降で、国内検索ボリュームの比較をおこないます。ご注目下さい。